こんにちは!
今日から
裁判所一般職の面接期間に入りましたね!
期間が到来してからで恐縮なのですが、
今回は、裁判所事務官一般職の試験で
私が実際に受けた
面接試験を再現したいと思います!
(面接を受けたあとに覚えている限りの質問を、ぱーっとメモしたものから復元したので、
面接官の言い方や私自身の受け答えがそっくりそのままその通りとは限らないことをご了承ください。)
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2013年7月○○日 12:00~12:30
(面接室の前のベルが鳴ったので、ドアをノックして入室。
「失礼します」と言ったあと席まで行くと、受験番号や名前を言うまもなく座らされる。)
面接官中央「では、名前と生年月日、年齢を教えてください。」
私 「はい。〇〇と申します。1991年~生まれ、現在22歳です。」
面(
中央)「面接はいつぶりですか?」
私 「本番の面接は、今回が初めてです。」
面(
中央)「面接を受けることに対してはどう思っていましたか?」
私 「自分の熱意をお伝えできる場だと思っていたので、頑張って挑もうと思っていました。」
面(
中央)「面接シートにも書いてもらいましたが、志望動機を自分の言葉で聞かせてください」
私 「はい。~~~から裁判所事務官を志望しました。」
面(
中央)「そうですか。あなたは法学部のような法律関係の学部ではないですが、なぜ裁判所事務官に?」
私 「はい、私は今まで、大学でも法律関係の勉強をする機会は無かったのですが、公務員を目指すにあたって法 律の勉強を始めて純粋に面白いと思ったことだったり、~~云々
面(
中央)「それじゃあ、説明会やセミナーには参加したことがありますか?」
私 「(心中:おっとまずい、第一志望の体なのに参加してないよ…)参加しようと思っていたのですが、その日、体調 が悪くて行くことが出来ませんでした。」
面(
中央)「え、その時どんな症状だったんですか?」
私 「(心中:え、そんな事まで聞くの?!)それが、その日の勉強のノルマが終わらず、遅くまで勉強する日が続い ていて、説明会の日ついに寝不足で頭痛になってしまったんだと思います。」
面(
中央)「大丈夫でしたか?すぐに治りました?」
私 「はい、すぐに治りました。」
面(
中央)「よくそういった状態にはなるんですか?」
私 「ごくまれになることもありますが、基本的に体力はあるほうだと思っておりますし、すぐに治ります。(心中:まず い、虚弱だと思われたか>_<)」
面(
中央)「そうですか。 では次に、長所は「聞き上手」とありますが、あなたはそういう役割が多いんですか?」
私 「そうですね、友人にそういわれることが多く、聞き役になることもありますが、状況によっては場が盛り上がっ ていないときなどは・・・云々・・・」
面(
中央)「臨機応変にやってるんですね。では短所は…頑固なんですか?」
私 「はい。」
面(中央)「そういう短所を持ってて、ほかの人の意見とか聞くことはできますか?」
私 「はい。自分の価値観に固執しがちになることがたまにありますが、そういうときは、柔軟に人の意見も取り入 れてみようと考えるように、最近では努めています。」
面(
左)「面接カード(のチームで取り組んだ活動や経験)に、部活動のことが書いてありますが、そこで苦労したことは何ですか?」
私 「はい、高校時代の部活動で、部員の士気が低く、目標にしていた大会出場には程遠い状況を打開しなければな らなかったことです。」
面(
左)「それであなたはどうしたんですか?」
私 「私は~~することで、部員のモチベーションがあがっていくよう努めたところ、徐々に練習の質もあがりました。」
面(
左)「では、アルバイトで苦労したことはありますか?」
私 「はい、いくつかあります。」
面(
左)「例えば?」
私 「1つは~~、云々」
面(
左)「ほかにも?」
私 「はい。2つ目は~~」
面(
右)「志望動機にも書いてありますが、裁判の『迅速さ』と『適正さ』って、どちらが大事だと思いますか?」
私 「そ、そうですねぇ、(心中:う、パンフレットの言葉をそのまま使っちゃったから突っ込まれたのかなぁ…)どちらも大 事なことだとは思うのですが…、どちらかと言われれば『適正さ』だと思います。」
面(
右)「どうしてですか?」
私 「やはり裁判がいくら迅速に行われたとしても、『適正さ』を欠いてその判決に誤りがあったとすれば、その判決を受 けた本人だけでなく、その家族の方々の運命も大きく左右されかねないからです。」
面(
右)「なるほど。裁判についてもよく勉強されてるんですね。」
私 「あ、ありがとうございます。(心中:こんなんでほめられていいの?!)」
面(右)「勤務希望地等調査票には、勤務希望地に採用されない場合、『採用を希望しない』にチェックしてくれてるけどそ うなの?」
(勤務希望地等調査票には、自分の住んでいる東京と、近場の横浜とさいたまと記入。)
私 「はい。」
面(
右)「では書記官になるつもりは?」
私 「今の時点では具体的に書記官になろうという目標はもっていませんでしたが、今後もし事務官になれたとして、自 分に能力・適性が見込めると思えるようになれたとしたら、書記官の試験にも挑戦することがあるかもしれません。 」
面(
右)「でも書記官になると、全国だから勤務希望地以外に行くこともあるよ?」
私 「はい。そちらのシートに記入する際は、書記官になりたいとはっきりとは希望していなかったことと、私が長女です ので、いつかは東京の実家からあまり遠く離れない場所に残りたいという気持ちからそのように書かせていただき ました。」
面(
右)「それだと、千葉とかでも大丈夫だよね?(笑)」
私 「場所によっては可能だと思いますし、まだ親も元気なので、はじめから東京近辺にいなければならないわけでは ないです。」
面(
右)「じゃあその希望する3区域以外だったら『採用を希望しない』ってわけではないのね?」
私 「そうですね。今お話ししながら、シートに書いてあることと申し上げたことが異なってしまい申し訳ございません。」
面(
右)「いいんですよ。意向の確認がしたかったので、今変わったとしても構いません。」
面(
中央)「運転事故は起こしたことはありますか?」
私 「ありません。」
面(
中央)「併願先の国税は受かったの?国家一般職は?」
私 「はい。国税専門官の1次試験は通過しました。国家一般職は今日結果が出ているのですが、恐らく通過できて いないと思います。」
面(
中央)「ほかに併願先は?」
私 「地元の多摩市を受けるかもしれません。(←シートに書いていない。言わなくてもよかったかな・・・)」
面(
中央)「最後に聞きますが、裁判所の知り合いっている?」
私 「最近出来た公務員試験の友人の中に、裁判所事務官の友人がいるという人と親しくなったくらいです。」
面(
中央)「その人は仕事のやりがいとか言ってた?」
私 「まだその私の友人とは親しくなって日が浅いので、そこまでのお話しは聞いたことがありません後日聞いてみ ようと思います。」
以上です!
入室して受験番号等を言わせてもらう前にすぐに座らされ、しょっぱなから練習と違いペースが乱れそうになりました。本番の面接が初めての場合は、こんなことでも動揺してしまうこともあるかもしれませんが、初めのほうの質問は答えやすいものが多いと思うので、そこで気持ちを落ち着かせてください

私は、大学は法学部出身でもなんでもなかったので、志望動機等あの程度のことしか答えられていませんが、最終合格の順位は中の上くらいでした。
私も、昨年度のアドバイザーさんの裁判所事務官の面接再現ブログを参考にして試験に臨みました。その方も、書記官については面接で少しきかれていましたが、私は書記官になりたいかどうかはほとんど考えておらず、勤務地等希望調査票にもあのような記入をしました。これで落とされても縁がなかったと思うようにしようと、家庭の事情もあり東京近辺で働きたいということも正直に伝えました。面接の中で希望調査票に記入したことと意向に若干のズレが生じてしまいましたが、落ち着いて自分の意向を伝えることができたので、希望が偏っているからといって敬遠された感じはありませんでした。(多分)
面接シーズンを乗り越える参考に少しでもなれば嬉しいです!
あと少し、頑張ってください☆