国税or財務。試験内容比較

こんにちは。アドバイザーの岡野です。



今年の6月7日は都庁、特別区、皇宮護衛官(大卒程度)、法務省専門職員(人間科学)、財務専門官、国税専門官、食品衛生監視員、労働基準監督官、航空管制官の試験の日ですね。
都庁・特別区の日と国家専門職の日がかぶってしまったので、こんな感じで色々重なる日程になってしまっています。

今日は、中でも国税専門官と財務専門官どっちを受けるべきか?について手がかりを提供していきたいと思います。




この二つの試験、どっちを受けるかで迷っている人は結構いるんじゃないかなぁと思います。気のせいかもしれませんが。

一番きれいに決める方法はやりたい仕事・なしたい目標で決めることです。

僕は国税の仕事も財務の仕事もそんなに詳しくないと思いますが、国税と財務の仕事が大きく違うのは良く分かります。
なので、自分がやりたいことができるとか、なしたい目標に近づけるとか、そういうことで受ける試験を選ぶのが一番いいです。

国税のほうは国税局のページで、財務専門官のほうは財務局のページで画像や動画で仕事の内容を知ることができるので見てみてください。



仕事内容を見てみて、「どっちの仕事にもすごく興味があって決められない・・・」というときには参考になるのが試験内容です。
それぞれの試験の難易度や受けやすさを見て考えるということですね。

今日僕が注目したいのは仕事内容ではなく、試験内容のほうです。

先に断っておきますが、国税と財務どうしてもどっちにするか決められない!という時にだけ、参考にしてください。

じゃあ本題に入ります。



国税専門官と財務専門官はどっちも専門職試験で、問題は結構似たところがあります。
まず、求められる試験の種類から確認してみましょう。

国税専門官と財務専門官では、どっちも教養択一試験と、専門択一試験と、専門記述試験を解く必要があります。教養記述試験が出題されないのが特徴です。ひとつひとつについて、順番に説明していきます。

1、教養択一
国税・財務とも教養択一で出題される問題は共通です。特徴として、数的処理が難しい(岡野先生より)というのがあります。
だから数的が得意な人が集まる、というわけではないと思いますが、専門官試験を受ける人は対策をよく練っておいたほうがいいと思います。



2、専門択一
専門択一では、出題される科目とかはほとんど変わりません。しかし、必修問題が異なっています。
まず、国税専門官では・・・

出題数は70題
<必須>
次の2科目(16題)
民法・商法、会計学(簿記を含む。)
<選択>
次の9科目54題(各6題)から4科目24題選択
憲法・行政法、経済学、財政学、経営学、政治学・社会学・社会事情、英語、商業英語、情報数学、情報工学


と、なっています。


一方、財務専門官では・・・

必須問題
次の2科目(28題)
憲法・行政法、経済学・財政学・経済事情

選択問題
次の8科目(各6題)から2科目を選択し、計12題解答
民法・商法、統計学、政治学・社会学、会計学(簿記を含む。)、経営学、英語、情報数学、情報工学

と、こうなっています(それぞれの機関のページから抜粋)。


もっとも大きな違いは会計学・商法が必修かどうか?ですね。商法はそんなに出題数が多くないので気にしなくていいと思うのですが、会計学はいっぱい出るので気にしなきゃマズイです。
しかし、会計学というやつは国税以外ではほとんど出題されません。そのため、会計学をやっても国税でしか役に立たないと思います。

一方、財務専門官だと会計学は必修じゃないので、財務専門官試験のあとの併願にはつなげやすいといえそうです。実際、昨年の財務専門官の説明会では併願のしやすさをウリとしていました。



3、専門記述
専門記述は国税でも財務でもほとんど変わりません。


国税専門官では

憲法、民法、経済学、会計学、社会学

の中から一科目を選択。


財務専門官では

憲法、民法、経済学、財政学、会計学の

の中から一科目選択です。


難易度は高いですが、点数のウェイトが低いのでさほど重要度は高くありません。経済学を選択するのが一般的で、憲法や会計学あたりを選択する人もたまにいます。



試験科目については以上です。総括すると、併願がしやすいのは財務専門官ということになります。



では、次にボーダーと倍率について話します。

まずボーダーについてなのですが、ボーダーは例年財務専門官のほうが高いです。併願がしやすいので、その分高い得点率が求められます。

また、倍率についても財務専門官のほうがずっと高いです。具体的な数値に関してはここでは触れられないのですが、検索してもらえれば出てくると思います。




まとめ
以上のような観点から判断すると、受験しやすいのは財務専門官合格しやすいのは国税専門官という感じに落ち着くと思います。
もし、財務省本省等との併願に重点を置くならば財務専門官、そうでないならば国税専門官というのが直接の結論になりそうです。

繰り返しになりますが、まずは自分のやりたいこと、なしたい目標を考えてから試験内容について比較してみてください。学生の分際であまり教育的なことを言うつもりはないのですが、たぶん試験の難易度だけで決めると迷いが出てくると思います。

どうか、よろしくお願いします。

~今月の岡野のブース~
岡野
男性 新卒
最終合格先:都庁ⅠB、財務専門官、国家一般職
(国立大学法人、裁判所職員一般職、さいたま市も筆記試験通過)
22日12時~17時半 池袋←最後のブース

~今日(3月20日)のブース~
玉田以外全員
20日 池袋イベント 14時~18時

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