最後のメッセージ(岡)

アドバイザーの岡です。私からの最後の記事を書かせていただきます。

アドバイザーの仕事を始めてからの7カ月間、中野本校やアドバイザーイベント、電話相談を通じて多くの受講生の方と真剣に話し合いをさせていただきました。

私は他のアドバイザーのみんなのように、各校舎のアドバイザーブースに入ったり、ガイダンスに参加する業務を行うのではなく、法律科目の問題やテキスト等の制作業務を任せて頂く立場でしたので、皆さんと接する機会はあまりないものと考えていました。

ですが、リーダー猪口君が「職歴ない30歳のアドバイスは需要あるかもよ」と声をかけてくれまして、多くのアドバイザーイベントに参加させて頂き、彼の厚意のおかげで多くの受講生の方と接することができました。


さて、そんな私のところに来ていただいた受講生の方のご相談の内容の中で最も多かったのが、志望動機についてのことでした。


志望動機に関して、公務員にはなりたいけど自分のこれまでの経歴からなぜ公務員を目指したのか説明できない、公務員としてどんな仕事をやりたいか、どんなことを実現したいのかが分からない。そのような悩みを抱える方が多かったと思います。

私自身もそうでした。そもそも私が公務員試験の受験勉強を始めたきっかけは、消極的な理由によるものでした。職歴もないのに30歳で急に仕事を探さなければならなくなった自分にとって、公平に審査してもらえるかもしえない公務員試験しか、選択肢として思い浮かばなかったのです。

そのため、志望動機については苦戦しました。例えば昨年の2月に行われた、志望動機を作り方を教えてもらえるアドバイザーイベントに参加した際に、志望動機について何も書くことができず、昨年のあるアドバイザーの方には発破をかけていただき、別のアドバイザーの方には慰めていただいたりしたこともありました(お二人には今でも感謝しております)。


このように、私を含め、志望動機に悩んでいる方に共通しているのは、公務員を志望するに至ったきっかけとなる経験がないと思い込んでしまうということです。


当初から、立派な理由で公務員を目指したわけではない方ほど、こういった思い込みに陥りがちだと思います。


でも考えてみてください。

皆さんの人生の中で、

①両親が祖父母の介護をしている姿を見て、高齢者が多くの人に見守られながら老後を安心して過ごせるような世の中だったらいいなって思ったり

②仕事に就けず貧困で苦しんでいる方に会って、何とかしてあげたいと思ったり

③法律や政策のことが分からないために、トラブルに巻き込まれたり、本来受けられるはずの行政サービスを受けられず悩んでいる方がいることを知って何とかしてあげたいと思ったり

④アルバイト先に育児との両立で大変な人がいて、何とかしてあげたいと思ったり

そんなことを少しでも考えた瞬間ってありませんでしたか。それが公務員を目指す直接のきっかけでなくとも、そういったことをほんの少しだけでも考えたことがあれば、それはあなたが公務員を目指す必然性を説明するためのエピソードとして十分なものとなり得るのです。


例えば①のようなことを考えたことがある方

あなたが公務員になれば、高齢者が多くの人に見守られながら老後を過ごせるような世の中を実現することに貢献できるチャンスがあります。特別養護老人ホームを増設したり、地域の人々が高齢者を見守りサポートできる環境を整備したり、スポーツ、文化振興や、雇用・起業支援を通じて高齢者の生きがいを創出することも可能です。


②のようなことを考えたことがある方

あなたが公務員になれば、仕事に就くことができず貧困に苦む人々を助けあげることができるかもしれません。求人情報の提供や仕事先の紹介のみならず、職業能力開発支援や居住先の確保など、幅広い方向から就労支援を行うことができる可能性があります。


③のようなことを考えたことがある方

あなたが公務員になれば、法律や政策のことが分からず、困っている方に対して、広報活動や、区市役所、保健所や広域自治体の現場(都、県税事務所、児童相談所、水道事業所など)での窓口対応を通じて制度や手続を住民の方に分かりやすく説明することで、多くの人々に安心感を与えてあげることができるかもしれません。
地方公務員に限らず、裁判所事務官や国税専門官(課税業務等)、国家の現場(労働局等)でも同様のことが実現できると思います。


④のようなことを考えたことがある方

あなたが公務員になれば、仕事と育児の両立に苦しんでいる方に対して、保育体制を充実させたり、育児休暇を確実に取得できる環境整備を行うことによって、仕事をしながらでも安心して子どもを生み育てられる環境を作り、支えてあげることができるかもしれません。

これらは一例ですが、公務員の仕事には、あなたが日常生活でふと感じた問題意識に取り組める業務がたくさんあります。


あなたが「こういう社会だったらいいのに」とか、「こういう人達を支えてあげたい」とか少しでも思ったことがあるなら、それはあなたが社会に対して問題意識をもっているということです。そして、あなたが公務員になることで、あなたが抱いた問題意識に取り組めるチャンスがあるはずです。



公務員をめざすきっかけとなったエピソードが思いつかないと、「何て今まで一貫性のない人生を送ってきてしまったんだろう」、と自分を責めてしまいがちになります。



でも、そこであきらめてはいけません。

ささいな経験からでもいい。今から、あきらめずにその問題意識を膨らませ、行政の活動と結び付けて志望動機を練り上げていけば、必ずあなたが公務員を目指すべき理由が見つかるはずです。


そして、それは作り物の答えのままではなく、次第に本物に変わっていきます。あなたが出した答えを何度も心の中で自分自身に言い聞かせ続けることで、あなたは志望動機に書いた通りの問題意識、使命感、理想や目標を持って公務員を志すようになるはずです。

さらに、その先にはあなたが将来公務員になることによって実現されるべき何かが待っているはずです。




まだ公務員の仕事に就いていない立場で知ったような口を聞いてしまいすいません。

私自身、志望動機を作り上げていくうちに、自分が公務員になるべき必然性、自分の問題意識、使命感が明確になっていきました。そして、これらの問題意識・使命感や公務員の仕事の可能性にかける期待は、公務員人生のスタートが間近に控えている現在において、日に日に大きくなっていくのを感じます。

将来、こんなことを言っている自分を鼻で笑うような、初心を忘れたダメ職員にならないよう、私も精一杯頑張っていくつもりですので、皆さんも筆記試験が終わってからでもいいから、ご自分で納得できる志望動機を作れるよう、しっかり悩み、考えて、あなただけの答えを見つけてください。



それでは、最後に激励の言葉を送りたいと思います。


アドバイザーの仕事を通じて多くの受験生が試験のことで真剣に悩み、不安を抱えながらも前に進んでいく姿を間近で見させていただきました。皆さんご自身は実感が湧かないかもしれませんが、今現在、皆さんはすごく実力を伸ばしているし、人間的にも成長していると感じています。



筆記試験の勉強が進むにつれ、着実に、努力したことに対する自信をつけていっている
と思います。


志望先の業務や政策について知っていく中で、公務員として働く意義や公務員の仕事を通じて実現できる可能性にどんどん魅力を感じるようになって、日を追うごとにモチベーションを高めています。


さらに、志望動機や自己PRに悩みながらも少しずつ自分が公務員になる理由、公務員として実現したいことが明確になっていって、本当に良い顔つきになっていると思います。


そうやって皆さんが真剣になって前に進んでいく姿勢を応援しながらサポートできたのは、私自身にとって素晴らしい財産になりました。


また地方に住まわれているため、なかなか東京に来れなかった受講生の方へ

アドバイザーイベントや電話相談などでわずかな時間ではありましたが、遠方から私をはじめアドバイザーを利用して頂き、ありがとうございます。地方だと首都圏の自治体等の情報が入手しにくかったりアドバイザーイベントを利用しにくい、また受験仲間が作りにくいため、試験対策で苦労されることも多々あったと思います。


そのような状況の中でも、皆さんはめげずに積極的に情報収集に努めたり、アドバイザーイベントに足を運んでいました。その熱意とやる気に溢れた皆さんの努力が報われるよう、心から祈っています。



明後日23日に行われる、都庁アドバイザーイベントが最後の参加イベントになりますので、いつも以上にしっかり準備して皆さんへの情報提供に努めたいと思います。


アドバイザーとしての仕事は26日の中野本校勤務をもって終了しますが、皆さんがプレッシャーと闘いながらも希望を持って努力し続ける姿を今後もずっと応援しています。


皆さんが公務員となり、何らかの形でお仕事で関われたり、同じ方向を目指して一緒に頑張ることができれば本当に嬉しいことです。ですので、絶対合格してください。


半年間、ありがとうございました。皆さんからのご報告をお待ちしています。


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