教養日本史~文化史3~

みなさんこんにちは

それでは、文化史3はじめます!


江戸時代(寛永期の文化)
徳川家康~家光の頃です。家光が参勤交代を制度化しました。幕府が安定してきた頃です。
幕府の権力が最高に高まっています。
禁中並公家諸法度なんていう、天皇や公家に対する法律まで決めてしまうくらいです。
この文化の特徴としては、桃山文化の継承と幕藩体制に応じた新しい文化…?という感じです。
思想でも出題されそうな分野がちょこちょこ出てきます。
・儒学…朱子学上下の秩序を重視、上下定分の理、幕府の御用学問に)
⇒林羅山…家康の政治顧問、林家が幕府の文教政策を担当。
・建築…権現造(家康をまつる日光東照宮が有名)数寄屋造(桂離宮)
・絵画…狩野派が幕府御用絵師 狩野探幽『大徳寺方丈襖絵』、装飾画 俵屋宗達風神雷神図屏風
・工芸…本阿弥光悦『舟橋蒔絵硯箱』、酒井田柿右衛門『色絵花鳥文深鉢』…有田焼で赤絵の技法を完成




江戸時代(元禄文化)
特徴は上方(京都・大阪)を中心にした文化で、現世を浮世と捉え、自由な人間性が見られるところです。
・文芸…浮世草子(享楽的現世・好色生活を題材とした少説など)
有名なのは井原西鶴です。近代小説の大成者で、代表作は『好色一代男』『世間胸算用』です。
・俳諧…松尾芭蕉『奥の細道』『猿蓑』
・浄瑠璃…近松門左衛門『国姓爺合戦』『曽根崎心中』
儒学
朱子学派
・京学…林羅山・木下順庵・新井白石・室鳩巣
・南学…山崎闇斎(後に崎門学派を形成し、垂下神道を創始)
陽明学派…知行合一の立場で現実を批判
・中江藤樹、熊沢蕃山
古学派…朱子学、陽明学を批判し、孔子・孟子の原点に返ることを主張
・聖学…山鹿素行(朱子学批判)
・古義学派…伊藤仁斎(孔子・孟子の本来の思想を追求)
・古文辞学派…荻生徂徠(『政談』が有名で頻出)、太宰春台
美術
・狩野派…幕府御用絵師として保護される。
・土佐派…土佐光起が朝廷絵所預となる。
・装飾画…尾形光琳『紅白梅図屏風』『燕子花図屏風
・浮世絵…菱川師宣『見返り美人図
工芸
・陶器…野々村仁斎が色絵を完成

朱子学、陽明学の特徴の入れ替が過去問で何度かみられるので押さえておきましょう
思想の分野で出題されています。



江戸時代(化政文化)
江戸を中心とする町人文化
です。時代が進み、文化も上方から江戸に下っていきました。
「つまらない」という意味の「くだらない」は「つまらなくて、江戸まで下らない」からきてるみたいですよ。
・小説…十返舎一九『東海道中膝栗毛』、上田秋成『雨月物語』、曲亭馬琴『南総里見八犬伝
・俳諧…与謝蕪村(絵画的・写実的)、小林一茶『おらが春』(農村の生活感情)
・国学(日本古典の研究、日本古来の道について)…賀茂真淵『万葉考』、本居宣長『古事記伝』
・洋学…杉田玄白・前野良沢ら『解体新書』
・政治・社会思想…安藤昌益『自然真営道』(農業を中心とする自然の世を理想とし、身分社会を否定)
化政美術(浮世絵)
・錦絵…鈴木晴信が創始
・美人画…喜多川歌麿
・役者絵、相撲絵…東洲斎写楽
・風景画…葛飾北斎『富嶽三十六景』、歌川広重『東海道五十三次』

これを書いていて南総里見八犬伝が気になり本屋さんに行ったのですが、あまりの長編さに手が出せませんでした…。雨月物語は怪談です興味のある方は是非
ちなみに八犬伝は江戸時代の人気作みたいですよ。勧善懲悪ものは今も昔も受けますね。本は高価で江戸の庶民は貸し本屋で借りて呼んでいました。




明治時代
文明開化しちゃいましたね。日本が欧米列強に追いつこうと頑張ります。
・文芸…仮名垣魯文『安愚楽鍋』
新文芸
・写実主義…坪内逍遥『小説神髄』、二葉亭四迷『浮雲』(言文一致体
・硯友社…尾崎紅葉『金色夜叉』
・理想主義的作風…幸田露伴『五重塔』(娘さん、お孫さんも作家として有名です。)
・ロマン主義の先駆…森鴎外『舞姫』(お医者さんで、ドイツ留学経験あり。)
・雑誌『文学界』…樋口一葉『たけくらべ』『にごりえ』(5千円札の人、若くして亡くなってしまいます。)
・新体詩…島崎藤村『若菜集』(詩集です)
・雑誌『明星』…与謝野晶子『みだれ髪』(情熱的な恋愛歌で有名、また「きみ死にたもうことなかれ」も与謝野晶子の作品です。)、石川啄木『一握の砂』
・自然主義…島崎藤村『破戒』(被差別部落出身の青年が主人公)、田山花袋『蒲団』
反自然主義…夏目漱石『我輩は猫である』『坊っちゃん』
・和歌・俳句…正岡子規、雑誌『ホトトギス』の創刊
・洋画…高橋由一『鮭』、浅井忠『収穫』、黒田清輝『湖畔』『読書』、青木繁『海の幸』
黒田清輝と青木繁は白馬会のメンバーです。
・彫刻…荻原守衛『坑夫』『女』、高村光雲『老猿』

二葉亭四迷の名前は、「くたばってしめえ!」からきてる(らしい)って面白いですよね。
ちなみに言文一致とは、話し言葉と書き言葉を同じようにすることです。



大正時代(大衆文化
・哲学…西田幾多郎『善の研究』(西田哲学!京都大学の先生でした。)
・法学…美濃部達吉『天皇機関説』(通史の部分でもよく出ます!)
・民俗学…柳田国男『遠野物語』(無名の民衆(常民)の生活を明らかにする、民俗学です
文学
・白樺派…志賀直哉『小僧の神様』『城の崎にて』
・新思潮派…芥川龍之介『羅生門』『鼻』
・新感覚派…川端康成『伊豆の踊り子』『雪国』(トンネルを抜けたらそこは雪国だった…
・耽美派…谷崎潤一郎『痴人の愛』『細雪』『春琴抄』(気の強い女性が好みなんでしょうね…読めば分かります)
・プロレタリア文学…小林多喜二『蟹工船』(少し前に流行りましたね。)
・日本画…横山大観『生々流転』
・洋画…岸田劉生『麗子微笑』(あの…おかっぱの女の子の絵)


私が大学受験期に使っていた資料を基に3回やっていきました!!
高校時代の先生、ありがとうございます

日本史や思想などは1、2問しか出ないかもですが…参考にしてもらえたらうれしいです
みなさん、筆記試験直前ですが気を引き締めて頑張っていきましょう

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