国税専門官独自の勉強方法

こんにちは!アドバイザーの川越です
大寒も過ぎて、一年で最も寒い時期ですね
この時期に風邪を引いてしまうと,精神的にも参ってしまいますよね
毎日頑張りすぎて体調を崩してしまったら本末転倒ですので,
ちゃんと暖かくして,無理をしないで勉強してくださいね
春の来ない冬はないですよ


さて,今日は国税専門官志望の方に向けて,国税独自の勉強方法について書かせて頂きます
具体的には,①専門試験の科目の選び方,②会計学の勉強方法,③専門記述の勉強方法の3つです。
かなり長くなってしまいますが,私の持っている情報全て吐き出すつもりで書くので,
国税ガチ勢の方・国税が気になっている方(まだまだ間に合いますよ!)は是非読み込んであげてください



①専門試験の科目の選び方について

国税専門官試験の専門試験は,会計学(8問),民法(6問)・商法(2問)の計16問が必須である他,

1.憲法(3問)・行政法(3問)
2.経済原論Ⅰ(2問)・経済原論Ⅱ(2問)・経済事情(2問)・・・以下”経済系”と表記
3.財政学(6問)
4.経営学(6問)
5.政治学(3問)・社会学(2問)・社会事情(1問)・・・以下”政治学等”と表記
6.英語(6問)
7.商業英語(6問)
8.情報数学(6問)
9.情報工学(6問)

9科目のうち4科目を選択します(6問×4科目)

この書き方からしてわかるかと思いますが,なんだかわかりづらいですし,
経済系や政治学等に関しては複数の科目の学習が必要になってきます


多くの受験生は1.憲法・行政法,2.経済系,3.財政学,4.経営学の4科目を選択しているイメージがありますが,
私は財政学が苦手だったので,3.財政学ではなく5.政治学等を選択しました。
国家一般職との併願を考えていて一般職用に学系科目を複数勉強されている方であれば,3.財政学,4.経営学,5.政治学等のどれも選択し易いと思います

私個人の感想になってしまいますが,手応え(と難易度)を申し上げると,
財政学・・・理論問題の出題が多く,苦手な人は苦手かも(一般職と同じくらい)
経営学・・・基本的な問題ばかりなので,勉強すれば確実に得点できる(一般職より簡単)
政治学等・・・年によっては地雷科目になってしまう可能性がある(一般職と同じくらいかやや簡単)

といったところでしょうか

私は一応全て勉強していたので,本試験の問題を見て財政学を避けて政治学等を選択しましたが,
科目を絞って勉強されたい方は,とりあえず経営学を選択し,財政学or政治学等のどちらを選ぶかを決めると良いのではないかなと思います

財政学をとるメリットとしては,理論問題に慣れてしまえば安定して得点しやすい点,
 デメリットとしては,一般職の財政学(時事問題寄り)とは違った勉強が別に必要な点

政治学等をとるメリットとしては,政治学と社会学の2科目をカバーすることになり,一般職で選択できる科目の幅が広くなる点,
 デメリットとしては,勉強しなければならない範囲がかなり多くなってしまう点


が挙げられると思います
テキストや問題集を確認してから,是非御検討ください


※上記で言及していない科目について
6.英語・・・恐らく一般職の基礎英語と同じレベル。英語が得意な方は選択しましょう
7.商業英語・・・かなり専門性が高いイメージ。単に英語が得意かより,元々知識があるかどうかで選ぶか決めた方が良いと思います
8.情報数学・・・(全く専門外なので理系の方に聞きました)数学科の方なら余裕だそうです。過去問と問題傾向がほぼ一緒らしいです
9.情報工学・・・(同じく理系の方に聞きました)数学科の方だと解けない問題の方が多いけれど,工学系の学部の方なら余裕だそうです



②会計学の勉強方法

国税専門官試験は会計学という国税独自の科目が必須である上,8問も出題されて非常にウェイトが重いです
会計学を勉強しなければ絶対に受からないという訳ではないですが,その分を他の科目でカバーするのはかなりキツイので,国税の志望度が高い方は是非きちんと勉強しましょう

と言っても会計学が択一問題で出題されるのは国税だけですし,地味に範囲も広くてなかなかどのタイミングで手を付けたら良いかわからないですよね
私も偉そうなことを言っておきながら,会計学は12月にweb講義を聴いた後放置してしまい,問題演習を始めたのは2月の終わり頃からでした。。。
ですがそれでも,本試験では充分に得点できました!
以下,私が実際にとっていた勉強方法を書きます


壱・まずとりあえず正答可能性:高の問題を解いてみる!&用語に慣れていく!
会計学の演習編のテキストには,問題ごとに正答可能性:高・中・低の3段階のランク付けがされていると思います。
国税の会計学は意外と過去問と同じ分野から出題されることが多いので,まずは正答可能性:高の問題を完璧にしましょう!(1~2周目)
慣れないうちはひたすら解説を読んで,正しい知識だけを頭に入れるようにするのが良いと思います

弐・徐々に正答可能性:中の問題にも手を広げてみて,キーワードを覚えていく!
正答可能性:高の問題の周辺にある正答可能性:中の問題についても演習することによって,会計学という科目全体について慣れていくことができると思います(3~4周目)
良く見かける用語については,自分なりにノートにまとめたり問題集に書き込んだりするのもオススメです

参・余裕があれば正答可能性:低の問題と上級問題の暗記で乗り切れる分野だけにでも手を伸ばしてみる!
もし本試験までまだ時間があるならば,正答可能性:低の問題と上級問題にも取り組んでみましょう!(5~7周目)
上級問題は選択肢の内容を入れ替えただけの問題も出たりするので,取りこぼしがないようにすれば満点近い得点も夢ではないです

おまけ・簿記の学習をしたことがある方は是非仕訳の問題も得点できるようにしましょう!
国税の仕訳問題は2級相当レベルと言われていますが,3級の知識でも解けたり選択肢を絞れたりすることもあります
初学者でない方は,過去問を見てパターンを覚えるのが良いと思います


テキストと問題集についてですが,私はLECの教材しか使いませんでした!
それだけで本番は7/8点をとることができましたし,充分だと思います



③専門記述の勉強方法

国税専門官試験には専門記述があるので,憲法,民法,会計学,経済学,社会学の中から1科目選び、論文を書きます。
特に法律系の科目は事例問題が出されることが多く,全ての科目において2~4問の小問の形式で聞かれる事が多いです
※例外的に27年度は憲法が一行問題でした。

選択するのにオススメなのは憲法会計学です
何故かと言いますと,
憲法…裁判所事務官も受験される方は裁判所の専門記述と合わせて対策できる
会計学…過去問が繰り返し出されており,論点の数があまり多くないのでヤマが張りやすい

からです
私は裁判所事務官も併願していましたので本番では憲法を選択しましたが,会計学も頻出論点だけ予備として勉強していました

勉強方法について,以下Ⅰ憲法とⅡ会計学に分けて書いていきます


Ⅰ憲法
まずは裁判所用の一行問題をなるべく丸暗記し(暗記というより,どの論点で何を書けば良いのかを把握する),大体の憲法の知識を頭に入れます
そしてその知識について,国税独特の事例問題の問いに答えられるように,ひたすら
事例から問題提起→憲法上の論点抽出(→反対説→反対説への批判)→自説と自説の理由→あてはめ→結論
という流れで書けるように脳内でシミュレーションしていました
私は元々法科大学院の勉強をしていた関係でこのような勉強法で対応できましたが,
事例問題に見慣れていないひとは,実際に国税の過去問を使って,問題提起と結論を自分なりに考えてみて練習をするのが有効であると思います
基本的には,裁判所用の一行問題の知識を使って,国税の問題の形式に合わせて結論が出せるようになれば,充分に高得点をとることができると思います


Ⅱ会計学
まずは過去問を見直してみて,頻出の論点を押さえていきましょう
いきなり暗記するのは辛いし身に付かないので,私はとりあえず蛍光ペンを引きまくって読み込んでいました
徐々に見慣れてきたら択一試験対策と同様にノートに纏めてみたりして,内容を自分がきちんと理解しているかを確認するようにしていました
web講義を受講して,講師が「この定義は暗記してね」と言っていたところは完璧に書けるようにしておきましょう
逆に言うと,それ以外の部分については完璧に書けるようになるよりは,正しく理解してそれをわかりやすく書くことが出来るか、の方が重要だと思います
2~4問出題されるので,全くわからないことも聞かれるようですが,それは他の受験生も同じ状況ですので,あまり気にせず解けるところだけ確実に解答しましょう
問題の難易度が高いので、あまり書けなくても足切り(噂によると50点もない…?)さえを回避できれば大丈夫です



以上が国税専門官独自の勉強法の詳細になります
併願しにくい公務員試験として名高い国税ですが,今からでも充分に間に合いますので,
最後まで諦めずに勉強を続けてください
まだまだ疑問をお持ちの方は個別に対応致しますので,是非川越のアドバイザーブースまでいらしてください
心からお待ちしております


~1・2月の川越の相談ブース~
1月26日(火)16時~20時半@池袋
1月31日(日)13時~17時半@水道橋
2月8日(月)14時~18時半@早稲田
2月16日(火)14時~18時半@早稲田
2月18日(木)16時~20時半@新宿
2月24日(水)16時~20時半@池袋
2月29日(月)14時~18時半@早稲田

~2月の川越の参加イベント~
2月6日(土)14時~16時@新宿 国般官庁訪問イベント
2月11日(木)14時~16時@水道橋 国家専門職イベント
2月28日(日)15時~17時@横浜 神奈川系イベント

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