教養論文の勉強を始める受験生にX`masプレゼント

田邉です。(自己紹介記事はコチラ


はじめに,イベント告知をさせてください。
12/22に19:30~21:00水道橋校にて「都庁イベント」を開催いたします。


本日のテーマは「教養論文の書き方」です。
そろそろ勉強を始めようかなと考えている方,いると思います。

そんな方に向けて
・どのように勉強を進めればいいか
・どんなことに注意して書けばいいか

ということについて書いていきます。

この記事,恐ろしく長いのでパソコンで見ることをお勧めいたします。


まずは,<どのように勉強を進めるか>についてです。

その前に,教養論文て何のために出題されると思いますか???

これには様々な理由があるかと思いますが,教養論文では,あなたが

①社会事情に常識を持っているか
②第三者が読んでも理解できる文章が書けるか


ということが問われていると,私は思います。

①に関して,例えば「待機児童を減らすために,○○市としてどのような対策を進めるべきか。あなたが考える対策を述べよ。」というような出題が実際にされます。

これってそもそも,待機児童って何?ってところから,日本ではどれくらいの待機児童がいるのか,あるいは自治体はどんな対策をしているのか,といった様々な社会事情について知らなければ書けませんよね。

そのような意味で,論文を通して採点者はあなたの社会的常識を見ています。

次に②です。
自治体や官公庁,民間企業,どこにいっても文書を書かされることになります。パンフレットから,宣伝文,ホームページに載せる文書から,上司に見せる文書…。
特に日本社会はペーパー主義の風潮があります。

社会に出てからは来る日も来る日も文書を書かされるわけです。そんな時にまともな文書を書けない人をあまり採用したくはないですよね。

そのような意味で,論文を通してあなたが適切な文書が書けるか,ということが見られているわけです。

今書いているこのブログも,分かりやすい文書であることを願うばかりであります。

この2点についてまず理解しておいてください。

じゃあ<どのように勉強を進めるか>ですが,
頻出論点について実際に書き,第三者に評価してもらう。という勉強をお勧めします。

頻出論点は主に
・子育て支援
・人口減少・少子高齢化
・防災
・防犯
・グローバル人材
・ワークライフバランス
・スポーツ振興
・非正規雇用
・情報化社会
・地域コミュニティ
・循環型社会
・芸術・文化振興
・女性の活躍する社会


あたりが割りと狙われるポイントでしょうか。
そしてこれらのことについて自分で対策案を記述し,それが第三者から見て分かりやすかったかどうかを評価してもらいましょう。



では,次に<どのようなことに注意して書けばいいか>です。
いわゆる書き方ですね。

これに関しては以下の3点を意識して実際に取り組んでみてください。

1)イノベーティヴな文章を書くべからず。
2)設計図を最初に作るべし。
3)現状,背景,ポイント,まとめの順番で書くべし。


1)です。
ここでいうイノベーティヴな文書とは,「他の人が思いつかないような,自分だけが思いつくようなアイデアを記述した」文書という意味です。

決して書くな,というニュアンスではありません。いや,むしろ書けるなら書いたほうが点数は高いです。

しかし,たかだか1時間かそこらで,そんな崇高なアイデアを思いつくなら誰も苦労はしないわけです。書こうとすればするほど,時間がなくなっていき痛い目を見るから,だったら誰でも思いつくアイデアを記述したまともな文書を書いたほうがベターである,という意味です。

採点者は何のために論文を出題して,あなたの何を見ているのですか?

第三者が読んでも理解できるような文書をあなたが書けるかどうか,ですよね。

採点者としても,20代の若造にイノベーティヴな文書を書いてほしいなどとは期待していないと思います。しかし,先ほども書きましたが,決して書くな,ということではありません。時間内に書けるのであれば書いた方が差別化は図れます。1)は以上です。

2)です。
これは後ほど私が作った設計図を見て頂くほうが早いのでそちらを参考にしてください。

3)です。
現状→背景→ポイント→まとめ

の順番で書くと一般的に分かりやすい文書を書くことができます。


百聞は一見にしかず,案ずるより生むが易し。具体的な問題を通して2)と3)を合わせて説明していきます。

<問題>
少子化対策として○○市としてどのような施策を進めるべきか。あなたの考えを述べよ。

というような問題があった時。
まずは設計図を作ります。こんな設計図を書きました。

<現状>
・少子化とは
・合計特殊出生率
→このままだと30年後には人口が1億人を下回る。

<背景>
・結婚に対する意識の変化
・就労形態の変化

<ポイント>
①仕事と子育ての両立ができる雇用環境
 ワークライフバランス
②保育サービスの整備
 保育施設の整備
 子育て支援サービス

<まとめ>
官民協力


こんな感じです。最初にこのような設計図をつくることにより,自分がどんなことを書くかあらかじめイメージします。見切り発車して書くくらいなら,この作業に10分くらい費やしてから書くほうが圧倒的に効率的です。

簡単に書いてみました。




少子化とは出生率の低下により,総人口に占める子供の割合が低下することをいう。
現在の日本の合計特殊出生率は1.4程度であり,理想的な数値の2.08とは大きくかけ離れている。
このまま出生率の低下が進めば30年後に日本の人口は1億人を下回ると予想されている。


このような少子化の主な要因は,晩婚化の進行などによる未婚率の上昇が原因であるといわれており,その背景として結婚に対する意識の変化が考えられる。
国土交通省が実施している意識調査によれば,30年前に比べて「必ずしも結婚する必要はない」と回答した人が25%ほど高くなっている。
結婚の自由度は高まっており,未婚率の上昇の背景であると考えられる。
また,それだけでなく,就労形態の変化も未婚率上昇の背景であると考えられる。年々女性の社会的進出は高まってきている。
それに伴い仕事と子育ての両立の不安感から,結婚自体を断念する女性は多い。
これらのことから晩婚化が進み未婚率が上昇し,少子化が進行していると一般的にいわれている。そのため,私は雇用環境の整備と,保育施設の整備という2点を少子化対策として提案する。


まず1点目は,雇用環境の整備である。具体的には仕事と子育ての両立が進むような風土を作り上げるように企業に促す。
例えば,ワークライフバランスの社内浸透が進んでいる企業に対しては助成金や,優先的に事業を割り振る,また,優良企業として市のホームページで紹介する。
このようなことを進めることで各企業はワークライフバランスの向上に積極的になり,仕事と子育ての両立が進むものと思われる。


2点目は保育施設の整備である。
現在,特に東京を始めとする首都圏においては土地不足などの理由から保育施設の整備が追いついておらず,日本全国で2万人近くの待機児童がいるという統計結果がある。
また,保育資格を持ってはいながらも実際に保育士として働いていない「潜在保育士」は全国に70万人以上いるといわれている。
これらのことから,施設面と人的側面の両方の整備を行う必要がある。施設面でいえば横浜市が先進的な取り組みをしている。
横浜市では「保育ママ」制度を実施しており,これは,マンションなど一般住宅の一室を借り上げて,家庭的な雰囲気で少人数の乳幼児に対して保育を行うサービスである。
この制度は初期費用が安いことや,待機児童が多い地域にピンポイントで整備しやすいというメリットがある。
人的側面の整備としては,柔軟な働き方ができる施設の整備を行い潜在保育士の確保を進めたり,職場復帰に不安のある保育士を対象とした実技演習を行うことにより,さらなる保育士の確保に繋がると考えられる。


以上の雇用環境の整備と,保育施設の整備という2点から私が考える対策案を述べてきた。
しかし,どのような対策を行うにせよ多額の資金や官民の協力,また,法律の改正などが必要になってくると考えられるが,迅速に対策を進めることで人口の維持による日本の長期的な発展に繋がると考えられる。(1221文字)




・・・こんな感じです。これで70/100 くらいの点数だと思います。久しぶりに書いてみましたが,やっぱり難しいですね。

みなさんも早めの対策をして教養論文を乗り切りましょう!

最後まで読んでくれた方ありがとうございました。アディオス!!


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